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掃除機は「紙パック式」と「サイクロン式」のどっちが良いか

掃除機を購入する際に「紙パック式」と「サイクロン式」で迷ったことはありませんか?それぞれ一長一短な一面があります。ここでは"違い"と"見るべきポイント"についてご案内します。

 

長くなるので、初めに結論だけ書いてしまうと、基本的には紙パック式がオススメです。

「排気のニオイが少なくて常に一定の吸引力を維持できる掃除機が欲しい。その為ならこまめなゴミ捨てやメンテナンスをするのは全然苦にならない!」という方はサイクロン式でも大丈夫です。

ランニングコストが安いって聞いたから」とか、「排気が綺麗らしいから」のような口コミや、「周りの人がサイクロンばかりだから」と言った、"サイクロンをどうしても使いたい!"と言う意欲が無い曖昧な気持ちなら、やめた方が無難です。結局こまめなゴミ捨てとメンテナンスがかったるくて、嫌になります。

ロリポップ!

 

ゴミ捨ての違い

 紙パック式:ゴミがたまったら紙パックごと捨てるだけです。

サイクロン式:容量が少ないので掃除の度など、こまめにゴミを捨てる必要があります。

以上の事からゴミ捨てに関しては"紙パック式"の方が優れています。

 

お手入れ(メンテナンス)の違い

共通事項:ワンシーズンに1回程度、ヘッド部分のブラシに髪の毛や糸くずが絡んでいれば取り除き、ホースやパイプに異物が詰まっていれば同じく取り除いてください。本体の汚れは固く絞った濡れ雑巾などで拭き取ります。

紙パック式:紙パックの交換だけです。

サイクロン式:ダストボックスやフィルターのお手入れが必須で、機種や使用環境にもよりますが、短いものでは毎月、長いものでも2年に1回は清掃が必要です。

 以上の事からメンテナンスに関しては"紙パック式"の方が優れています。

 

吸引力の持続の違い

紙パック式:ゴミがたまる場所と空気の通り道が一緒なので、使用に伴って吸引力が弱くなりますが、紙パックを交換すれば復活します。

 サイクロン式:掃除の度にゴミを捨てたり、こまめなメンテナンスをしていれば吸引力が持続します。

 以上の事から吸引力の持続性に関しては"サイクロン式"の方が優れています。

 

排気のニオイの違い

紙パック式:吸ったゴミの中を通って排気されるので、ニオイが出やすいです。

サイクロン式:容量の観点からも、こまめにゴミ捨てることになるので、排気のニオイを抑えられます。

 以上の事から排気のニオイ(悪臭)の少なさに関しては"サイクロン式"の方が優れています。

 

サイクロン掃除機は製品によっては極端に作りが悪い。見分けるにはメンテナンス頻度とダストボックスを見るべし!

ここからはもう少し詰めた部分を書いていきます。サイクロン式の場合、安価な製品は数千円程度から高価な製品は10万円超えと、価格に随分開きがありますよね。これはホコリと空気を分ける性能に比例するからです(一部でムダな付加価値を付けて吊り上げているメーカーもあります)。機会があれば、是非店頭などでメンテナンス頻度と中身(ダストボックス部分)を見てください。中の構造に関して、高価なサイクロン式掃除機は電源を入れると、吸い込まれたゴミがダストボックス内をグルグルと旋回します(例外として三菱の風神は外側部分はあまり旋回しません。外から見えにくい内部で遠心分離しています。)。これにより、ゴミと空気を遠心分離するのが本来のサイクロン掃除機です。この遠心分離が高度な技術を必要とし、開発と製造に手間がかかるので高価となります。このような製品は、フィルタの清掃は1年に1回・2年に1回などです。有名なところではダイソンやパナソニック・三菱・東芝の上位機種がこれに当てはまります。

 一方、安価な製品は吸い込んでも回転させる部分がありません。メッシュ(網)のフィルタで大きいゴミを取ってから後ろの大きなフィルタで細かなゴミをこし取ります。お察しの通り、すぐに目詰まりしてしまいます。これでは"紙パックレス掃除機"と言った方が良いレベルです。「ティッシュ使えます」は裏を返せば「ティッシュ使わないと掃除が大変だよ~」ってことです。

中には安価でもゴミがグルグル回る製品もありますが、見かけだけの"サイクロン風"掃除機です。遠心分離能力は乏しいのでフィルタの目詰まりは早いです。メンテンナンス頻度はダイソンやパナソニックの2年に1回に比べて短くありませんか?この目詰まりのしやすさをごまかす為に、I社などはスポンジタイプのフィルタを使っています。フィルタがスポンジ、、、お察しの通りです。排気がとーっても汚いです。目に見えにくい微細なホコリを沢山ぶちまけて、大きいホコリだけ引っかかるので取り除けます。悪質ですよね。付属のフィルタの代わりに100均の使い捨てマスクを挟んだ方が綺麗な排気になるんじゃないでしょうか。(※実際やるとマスクのフィルタの方がきめ細かいので、直ぐに詰まってモータが高温になり故障します。)

 

サイクロン式・紙パック式両方において見るべきポイント

 ・ヘッド部分のブラシの有無【オススメはブラシ有り】

ブラシが無いとゴミはほとんどかきとれません!吸い付かせるだけでは髪の毛や糸くずは取れないんです!!

 

・ブラシがある場合は電動式かどうか【オススメはパワー(電動)ブラシ】

意外と気にしていない方が多いですが、コレがかなり重要です。電動式(パワーブラシ)ならブラシ用にモータが組み込まれているので、床に置くとブラシが電動で回転します。これならカーペットでも髪の毛やホコリをしっかりかき取ります。メーカーによって呼び方が異なりますが、"自走式パワーブラシ"や"自走ノズル"など、"自走"と付いているモノは、より力があるので、単なるパワーブラシよりも軽い力で動かすことが出来ます。ただ、実際のところは電動ならそれで充分です。

そして、電動で無いタイプ(タービンブラシ)は吸い込む力を利用して回ります。回転力はほとんど無いのでカーペットなどでは引っかかってしまい、あまり役に立ちません。その為、髪の毛とか糸くずは残りがちです。"強"にしても残りやすいです。

 

・吸い込み仕事率【パワーブラシ搭載なら100W超えていれば大丈夫】

数値が大きい方が吸う力が強いですが、ヘッドの性能が最も影響します。普段から外してパイプやホース部分しか使わないなら別ですが、床掃除ではヘッドを装着して使います。そのため、パワーブラシ搭載であれば吸い込み仕事率は100W以上あれば特に問題ありません

なお、紙パック式の吸い込み仕事率が大体500W前後と大きいワケは、紙パックが詰まって吸引力が低下するので、あらかじめハイパワー仕様にしているのです。

一方で高性能なサイクロン式(ダイソンやパナソニック上位モデル)が200W前後と意外に低いワケは、パワーブラシ搭載で、かつ吸引力の持続性が高いのでこれで十分だからです。

そして、安価なサイクロン式の数値が500W前後とこれまた紙パック式のように大きいワケは、詰まりやすいのでパワーダウンを見越してのハイパワー仕様です。これが上位のように200W前後では、カーペット敷いてある8畳くらいの居間をやっただけでもう吸えない!なんて状態になります。

さて、問題はI社や聞きなれないメーカーの格安品。コストカットの影響で元から吸い込み仕事率が低い製品もあります。ただでさえヘッドの性能が低くてかき取れないのに、すぐ詰まるし吸引力が低い、、、これらは掃除機では無く"騒音機"なのでは?と個人的に思います。 

 

長く使う前提の購入として

 とてもマイナー路線へ脱線してしまいました。さて、と言うわけで掃除機を買う場合は、パワーブラシ(電動式)搭載で吸い込み仕事率が100W以上。これを目安にして選んでください。

サイクロン式掃除機が良い場合は、上記に合わせてフィルタのメンテナンス頻度が少ない製品を選ぶと良いです。そうなると、実売価格が35000円台後半くらいからとなります。言い方を変えると、サイクロンならダイソン・パナソニック・三菱・東芝の35000円以上の製品を。そこまで出せないのであれば、同等機能で2万円以下で購入出来る紙パック式掃除機がオススメです。よく「紙パック式はランニングコストがかかる」と言いますが、純正の高級紙パックを1年に4枚使っても大体1500円、10年使用しても15000円です。本体購入金額は2万円以下で済むので、11年以上使ってようやく安くなる計算です。紙パック式掃除機と同等性能を持ったサイクロン式掃除機を買うと、ランニングコストで元を取るのは難しいのです。

 

サイクロン式全般に言える、どうにも回避できない弱点

 何度か書きましたが、サイクロン式は「遠心分離」を利用してゴミと空気を分別します。ダイソン、パナソニック、三菱、東芝の上位機種は遠心分離の能力が高いので、1年~2年に1回のフィルタ清掃が目安です。しかし、実際に使っているとそれより早く吸引力の低下により、メンテナンスが必要になります。原因は「使い方」と「どうにもできない構造上の問題」。ゴミ捨てラインをついうっかり超えてしまったとか、大きなものを吸わせてしまい「ズボボボ・・・」と負荷をかけてしまったなどです。サイクロン式は遠心分離でゴミを振り分けるので、勢いよく吸わせることが出来なくなると、空気の流れが乱れて遠心分離できず、ゴミがフィルタに流れてしまって目詰まりを起こします。その為、サイクロン式掃除機を使用するには普段からある程度の注意が必要です。お手入れ目安期間にとらわれず、「吸いが悪いな」と思ったらすぐにメンテナンスしましょう。

 

つぶやき

 両方を所有したことのある私は、最終的に紙パック式に落ち着きました。こまめにゴミを捨てたい・排気がとにかくきれいな機種が良い・どうしても紙パックを買うのは嫌だ!「それらの為ならこまめなゴミ捨てとメンテナンスは苦にならない!」と言う明確な理由がある場合以外は、サイクロンを使わない方が賢明です。

掃除機の掃除は非常に面倒です。初めの2年くらいはキチンとメンテナンスしていたんですが、どんどんめんどくさくなり、ある時「このフィルタ(サイクロン式掃除機)を紙パック式掃除機で掃除すれば良いんじゃね?」と考えた時、ようやく自分にはサイクロン式掃除機は向いていないと自覚して手放すことにしました。 それ以来、ずっと紙パック式です。

「ダストボックスはフィルターレス!普段はゴミを捨てるだけ!!」と言う製品も、あくまでも「普段は」です。サイクロン式で最新モデルが出ても、今現在の技術では「分解清掃(ドライバーを使う分解ではありません!外せる部品を外して清掃という意味です!)」というメンテナンスは避けて通れないんです。