おいでよ変態の森

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車載用空気清浄機はほぼ無意味。

皆さんは車載用の空気清浄機を使っていますか?

冬のインフルエンザ流行や、春先の花粉や黄砂の時期は特に車内の空間が気になりますよね。私は花粉症なので車内の空間が気になっていろいろ試した過去があります。イマイチなら他製品へとどんどんシフトした結果、車載用空気清浄機につぎ込んだ総額はざっと5万円超え。もう、思い出したくもない無駄遣い・・・。

 

結論から書きます。どれもほとんど効果ありません。

一番良いのはカーエアコンのフィルタのグレードを上げることです。

 

さて、なぜほとんど意味が無いのか、理由と共に書いていきます。

 

車内の空間とは

 

まずはじめに、車内空間はスポーツカーで約1.5~3㎥、軽自動車・コンパクトカー・SUV・セダンは大体3~4.5㎥、ミニバンで約6~7㎥くらいです。

 

軽自動車の例:デイズ 3.5㎥、デイズルークス 4.1㎥

コンパクトカーの例:マーチ 3.3㎥、キューブ 3.5㎥、ノート 3.6㎥

SUVの例:ジューク 3.3㎥、エクストレイル 3.9㎥

セダンの例:スカイライン3.5㎥、シルフィ 3.7㎥、ティアナ・フーガ 3.9㎥、シーマ 4.1㎥

ミニバンの例:エルグランド 6.2㎥、セレナ 6.9㎥

スポーツカーの例:フェアレディZ 1.6㎥、GT-R 2.8㎥

※例はすべて日産です。車種は少ないけれど、カテゴリーが揃っていて調べるのが楽だったので・・・(ちょっと皮肉(-_-;))。

 

車載用空気清浄機の風量に注目!

 

車載用空気清浄機の最大風量は0.1~0.2㎥/分が多いです。つまり、密閉状態で30分間フル稼働させても3~6㎥相当の浄化能力しかありません。クルマは完全なる密閉空間ではありません。エアコンをOFFにしていても風の出入りはあります。その証拠に、エンジンを切った車内での窒息死とか、内気循環で走行してて窒息死したなんて聞いた事ありませんよね。隙間があるからです(車内で練炭使ったとか、雪の中エンジンかけてて一酸化炭素中毒とかは除いて下さいね)。

そんなわけで、常に空気の出入りがある中で30分で3~6㎥程度の浄化能力しかない車載用空気清浄機は現実問題として能力不足です。クルマを使う時って、1回に30分くらい走行しますか?そんなに走行しない場合はほぼ意味がありませんし、大体そのくらいならある程度キレイになったところで終了。45分くらいなら効果はあるでしょうけど、密閉として考えても15分間しかキレイな環境にはいなかったことになります。

 

車載用空気清浄機の”電源”が能力を下げている

 

空気清浄機はフィルタの性能だけでなく、大風量が必須で短時間にどこまできれいに出来るかが求められるんです。車載用空気清浄機のほとんどは、シガーソケットから電源を取ります。よって、12V10A程度、消費電力は120Wという縛りがあります。実際にそのぎりぎりで設計してしまうと、クルマのヒューズが飛んだり、他のカーアクセサリが一切使えなくなってしまいます(2連や3連ソケットもありますよね)。そのため、出力を絞って能力を抑えるしかないんです。よって、車載用空気清浄機メーカーがどれほど高性能なフィルタを搭載しているか熱く宣伝していても、実際のところはそれほど効果を実感することはできないのです。実際にはもっと大容量モータにして、電源はバッテリから直接とか、ヒューズボックスから電源をとることもできますが、設置にそれだけの手間暇がかかる車載用空気清浄機を使おうとは思いませんよね。やたら大容量にしてしまうと夏場に渋滞した等にエンジンがかかっていてもバッテリが上がる恐れもありますし、良く分からない方は工賃を払って設置してもらうことになります。そんなわけで、現状としては能力は低くなってもシガーソケットが一番無難なのです。

 

車載用空気清浄機の代わりが出来るものがある!

 

じゃあどうするか。身近に大風量を出せて、フィルタのついたものがあるじゃないですか。そう、もとからクルマに付いているカーエアコンです。カーエアコンはご存じのように車載用空気清浄機とは比べ物にならない大風量です。このエアコンフィルタのグレードを上げれば大風量の空気清浄機として使えるのです。内気循環で風量最大にして5分~10分も使えばほぼ循環完了。花粉なども力強く吸い取ります。ホコリや花粉が気になった時は、内気循環にして風量最大で5~10分稼働させれば良いんです。

と言うことで、車載用空気清浄機を買うくらいなら、カーエアコンのフィルタを良い奴に交換してみてくださいね。

 

 

 

ーーー呟きーーー

 

ちなみに、イオン発生器は消臭を求めるならある程度有効です。花粉の場合、イオン単体で効果が立証されているのはパナソニックのナノイーだけなので、車載用ナノイー発生器+高性能カーエアコンフィルタという組み合わせなら、花粉に対しても効果的です。

勘違いされている方が多いですが、シャープのプラズマクラスターにはイオン単体として花粉抑制効果はありません。花粉80%カット!などとうたっている車載用品がありますが、注意事項をよく読んでみてください。花粉について記載されているのは、プラズマクラスターではなく”搭載フィルタの性能として”です。ご注意ください。

あと、車載用空気清浄機の効果に関して、製造メーカーのホームページをよく見て下さい。こちらも検証は”1㎥の密閉空間”などと言う注意書きがあります。現実とはかけ離れているんです。光触媒マスクもそうですが、消費者は賢くならないといけませんね。